DIY:2×4(ツーバイフォー)材で作るベンチ(ミルフィーユベンチ)|コスパも見た目も最高

DIY:ツーバイフォー材で作るベンチ(ミルフィーユベンチ)
トミー

今回は、Web関連ではなく、趣味であるDIYについての記事です。

「ステイホーム」で自宅にいる時間が長くなり、お庭でゆっくりできるベンチがあればな〜、
ということで、久々に大型家具作りに挑戦しました。

使用した材料は「2×4材」というSPF材になります。
ホームセンターでよく見かける2×4材は、寸法が決まっていて加工しやすく、そして何より安価!
今回は木材13本の購入で、4,550円でした。

僕のDIYモットーは、「お金かけずに手間かけて!」です。
では、トミーいきまーす!

設計図を描く

今回作るのは、自宅の庭用のベンチです。
サイズは、1830mm × 400mm × 342mm。

2×4材をミルフィーユのように9本重ねて、座面を作ります。
木材は、木工用ボンドとビスで固定します。
また、長さを2種類にして、短い木材に脚部分をはめ込むことで、強度を高めています。

2×4材は幅と厚さが決まっているため、きれいに層を重ねることができます。

参考までに図面を掲載しておきます。
図面のPDFはこちら
※2次掲載は、禁止とさせていただきます。

準備する物

準備する材料
あると便利な器具たち
モチベーションをあげるために、丈夫でおしゃれなデニム生地のエプロンを購入しました〜♪
やっぱり形から入るのは、大事ですよね!

丸鋸など使う場合、キックバック対策として丈夫なエプロンなどを装着しておくのは、安全面から考えてもおすすめです。

作業テーブルの準備

今回作るベンチが1,830mmと大物のため、作業台テーブルがあると便利です。
僕は持ってなかったので、ベニヤ板を使って即席で用意しました。

天板がザラザラするので、やすりできれいにならしました。

作業台テーブル

収納を考えて、折り畳み金具を用意し脚に装着して完成・・・。
しかし、これが大失敗
基本構造的にこれはNGです。
片付けのときに、脚が外れてしまいました。

完成まではテーブルを使用することができましたが・・・。次回は、もう少し良い作業テーブルを作ります。

※写真のような形で、絶対に脚を組んだらだめです。

作業開始

2×4材をカット

丸鋸で、寸法どおりカットしていきます。
(ホームセンターで事前にカットしてもらえたら、不要です。
今回は、コロナウイルス対策でカットサービスが中止されていたため、自分でカットせざるを得ませんでした。)

カットした木材をやすりがけしたら、いよいよ組み立て作業に入ります。
(特に端部分は、結合の前にやすりがけをしないと、細かい部分がきれいになりません。僕は失敗しました。)

カットした木材を、ミルフィーユのように結合

天板と脚板(AとC、BとD)は、直角に取り付けます
ここの精度は重要ですので、直角定規などで必ず測ってください!

板と板の間に木工用ボンドを流して、L型クランプで圧着させます。
クランプがあると、本当によく圧着してくれます。多少反った板もきれいになるので、あると重宝します。

圧着後、適度にビスを打っておきます。
参考までに僕は、天板に3本、脚板に2本打ちました。

ボンドは薄く伸ばそう
ボンドを塗る際は、板の中央に塗って、指やヘラなどを使って薄く伸ばしていきます。
塗りすぎると圧着した際にはみ出して乾燥した際に見栄えが悪くなります。

木工用ボンドは乾くと非常に強力で、トンカチで思いっきり叩いても外れません。
なので、本当に薄く塗るのがコツです!

あとは、A+C、B+Dを交互に結合 → ボンドを塗ってL型クランプで圧着 → ビス留めを繰り返します。
9枚結合すれば、完了です。

最後の背面パーツの処理について

最後の背面に釘が見えると、見栄えが悪いので、ダボ穴を掘ってビス留めを行い、ダボで隠します。
飛び出たダボは、のこぎりでカットし背面をきれいに処理します。

不揃いになった脚のパーツを揃える

2×4材をミルフィーユ状に結合していくと、どうしても脚パーツ部分に段ができてしまい、見栄えと安定感が悪くなってしまいます。
(僕が丸鋸で自分でカットしたためでホームセンターでカットしてもらえたら、きれいに揃うかもしれません。ただ、木の反りなどでどうしてもずれる可能性はあります。)

ベンチが、ちょっとアクロバティックになってますが・・・お気になさらず。
最初に丸鋸で、不揃いになってる先端をカットします。
しかし丸鋸では、刃の半径が2×4材の縦寸(89mm)より短いため、一度でカットすることができません。

そこで、

①丸鋸で切れ目を入れる。
②のこぎりで、残りを切断する。

という作業で対処しました。僕はのこぎりで切る際にソーガイドを使用しましたが、丸鋸でガイドができてるので、必要なかったです(笑)

やすりで板を研磨


研磨している写真を撮り忘れました。すみません。
200番、400番、800番の順で研磨したかと思います。研磨が終わると、あとは塗装のみです。

先端部分のやすりがけは、結合前に!
研磨している時に気づいたのですが、板の先端は、結合する前にやすりがけを強くおすすめします。
今回、圧着するので研磨は最後でいいやと思ってたのですが、結合してしまうとパーツの先端にやすりが入らないため、きれいにヤスリがけができませんでした。

大失敗です・・・(泣)先端だけヤスリがけをしておけば良かったですね。
普段は、組み立て前にだいたい研磨してるのですが、手を抜いた結果ですね。

塗装して完成

今回は、ブライワックスで塗装しました。
ボロ布にワックスを付けて、木材に塗り込むようにして塗るときれいに塗れます。
ボロ布は、Tシャツなどの素材がおすすめです。

率直な感想としては、もう少しナチュラルで明るい色で良かったかな〜と(笑)

今は少し濃いですが、ブライワックスの特性上、時間が経過すれば馴染んでくるので、オッケーとします。

まとめ

トミー
作るのが楽しくて楽しくて夢中になるあまり、途中経過の写真を多数取り忘れてしまいました。
次回は、制作前にもう少し段取りを考えながら作業しよう、と反省しました。

自己満ですが、すごくいいベンチができたと思います。これから、お庭でのコーヒーが楽しみです♪

最後に、使用した道具を紹介させていただきます。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

足場材で作成した、ローテーブル(こたつ)もあります。
よろしければ、見てみてください。

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2020年5月21日

使用道具の紹介

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