
資料や画像を、必要な人に必要な期間だけ見せられるシステム「SUGU MITSUKARU(すぐ見つかる)」を作りました。メーカー様の代理店向け素材サイトを運用してきた中で、ずっと感じていた手間と不安を、ひとつずつ形にしたものです。
機能の一覧ではなく、なぜこれが必要だったのかから書いておきます。
「このデータください」のたびに、手が止まっていました

資料を作る仕事をしていると、何度も声がかかります。「あのカタログのデータがほしい」「この前の写真、もう一度もらえますか」。一つひとつは小さな頼まれごとです。
ただ、そのたびに手を止めて、フォルダを開いて、どれが最新だったかを確かめて、送る。
これが一日に何度も続くと、自分の作業にまったく集中できなくなります。
作業時間そのものより、集中が切れることのほうがこたえました。
そこで、代理店の方が自分で探して、自分でダウンロードできる素材サイトを作りました。これで頼まれごとはぐっと減りました。ただ、運用していくうちに、足りないものが見えてきました。
重いデータを送るのも、ひと手間でした
素材サイトは、ログインできる人にしか見せられません。アカウントを持っていない取引先や、一度だけ渡したいお客様には使えませんでした。
そういうときは、デザインデータのような重いファイルを外部のファイル送信サービスにアップして、発行されたURLをコピーして、お客様に連絡する。
この流れを毎回くり返していました。手順としては難しくありませんが、地味に面倒です。
そしてもうひとつ、ずっと引っかかっていたことがあります。自分たちが作ったデータを、外部のサービスに通すことへの不安です。どこに保存されて、いつ消えるのか。本当のところは分かりません。

お客様からお預かりした資料を、よく知らない場所に一度置く。
毎回、少しだけ気持ち悪さが残っていました。
自分たちの場所から、直接渡せるようにしました
SUGU MITSUKARUでは、登録してある資料からその場で共有URLを発行できます。
外部のサービスにアップし直す必要はありません。資料を選んで、URLを発行して、相手に送るだけです。
発行するときに、次のことを選べます。
| 渡す相手 | メモとして残す(例:○○商事 田中様) |
| 期限 | 3日/7日/30日/90日 |
| パスコード | 付けない/4〜8桁の数字を付ける |
| ダウンロード | 見るだけ/ダウンロードOK |
そして、渡したあとでも、いつでも止められます。「やっぱり見せるのをやめたい」「期限より早く閉じたい」というときに、発行した側で止められます。

受け取る側は、ログインも会員登録もいりません。URLを開いて、パスコードが付いていれば入力するだけです。資料の一覧から選んで、見たりダウンロードしたりできます。

渡したあとも、最新版のまま。記録も残ります
資料を配ってからいちばん困るのは、古い版が出回ることです。価格が変わった、写真を差し替えた。そのたびに「前にお送りしたものは使わないでください」と連絡するのは現実的ではありません。
SUGU MITSUKARUでは、資料を差し替えると、すでに渡してある共有URLからも新しい版が見えるようにしています。URLを発行し直して、送り直す必要はありません。
もうひとつ、これまでの素材サイトに無かったのが記録です。誰に渡したURLが、いつ開かれて、何がダウンロードされたかが残ります。送ったあと「見てもらえたかな」と気にしなくて済みますし、営業の方にとってはフォローのきっかけにもなります。


WEBカタログも、同じ場所で渡せます
自社で作っているWEBカタログ「KAKERU PageFlow」で制作したカタログを、SUGU MITSUKARUの中に置けます。資料や写真と同じように、共有URLで渡すこともできます。
紙のカタログを重いPDFで送る代わりに、スマホでもそのまま開けるカタログをURLひとつで渡す。展示会や商談のあとのフォローで使いやすい組み合わせです。

できないことも、先にお伝えします
SUGU MITSUKARUは、大企業が使うような大がかりな画像管理システムほど多機能ではありません。資料を「探す・見せる・渡す」ことに絞っています。
便利な仕組みですが、万能ではありません。
導入を考えていただくうえで大事なことなので、先に書いておきます。
共有URLの鍵で防げるのは、「URLを知らない人は開けない」「期限を過ぎたら開けない」までです。一度見せた画面を保存されたり、URLそのものを転送されたりすることまでは防げません。転送されて困る資料には、パスコードを付けて、パスコードはメールとは別の手段でお伝えください。
また、記録で分かるのは「そのURLが開かれた」ことまでです。誰が開いたかは、発行するときに残したメモで見分けます。相手ごとにURLを分けて発行していただくのがおすすめです。
外のサービスではなく、御社専用のサーバーに置きます
最初に書いた「データを外部のサービスに通す不安」への答えが、ここです。
SUGU MITSUKARUは、たくさんの会社で共有するサービスを借りる形ではありません。1社に1台の専用サーバーに設置して、御社の資料だけが入った置き場所として使っていただく形にしています。サーバーの用意と管理はKAKERUデザインが行い、費用は保守費に含まれます。資料をほかの会社と共有することはなく、共有URLも、その専用サーバーから直接お渡しします。解約するときは、登録した資料をまとめてお返しします。

作った僕自身が、いちばん欲しかった仕組みです。
「このデータください」に、探さずに応えられるようになりました。
デモ画面を用意しました。社内の人として、資料を探したり中身を見たりする操作を試せます。
ID:guest
パスワード:guest1278
※デモ用のサンプル資料です。資料の登録や共有URLの発行は、ご相談いただいた方に個別にご案内します。
※デモ画面に掲載している画像・動画・資料等は、KAKERUデザインの資産です。無断での使用・転載は固く禁じます。
こんな会社に向いています
- 営業や代理店から「あの資料ください」が何度も来る
- 画像やカタログを、毎回探して送っている
- 送ったあと、見てもらえたか分からない
- 重いデータを外部のファイル送信サービスで送るのが不安
- 大がかりな画像管理システムまでは必要ない
代理店や営業所、取引先に資料を配っていて、同じような手間を感じている方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。いまお使いの資料の量や配り方をうかがったうえで、合う形をご提案します。
機能・料金・安心の仕組みは、こちらのページにまとめています。社内でご検討いただくためのパンフレット(PDF)もダウンロードできます。



















探すのは数分でも、戻ってくるのに時間がかかるんですよね。
「さっき何を作っていたっけ」から、毎回やり直しでした。