スマイルゼミを3年やってみたメリット・デメリットを解説【小学3年生】

スマイルゼミ:3年やってみた!メリット・デメリットを解説

はじめに

今回は、Web関連ではなく、子どもの教育についての記事です。

わが家の小3の娘は、入学時からスマイルゼミを使っています。
そこで、スマイルゼミを3年やって見えてきたメリット・デメリットについて解説していきます

スマイルゼミを小1から小3まで3年間やってわかったメリット

わが家が感じたメリットについて、保護者と子どもそれぞれの視点からご紹介します。
各リンクをクリックすると見たい箇所に遷移します。

保護者視点のメリット 子ども視点のメリット
①タブレット教材であること
②教材内容に
ついて
③ごほうびコンテンツについて
④「みまもる機能」について

①タブレット教材であること

【保護者視点のメリット】

  • 送迎がなくてラク
  • 保管に場所をとらなくてラク

これらは、タブレット通信教育ならではのメリットですね。
スマイルゼミの学習に必要なのは専用タブレットとタッチペンのみで、タッチペンはタブレットカバーに格納でき、コンパクトに保管できます。

スマイルゼミタブレットとiPadの大きさ比較
左がiPad、右が専用タブレットです。
厚みを含めたサイズ感としては、「iPad Proにゴツめのカバーをつけた」あるいは「ちょっと古めの小型ノートPC」といった感じでしょうか。

  • 退会後はAndroid端末として利用できて嬉しい

スマイルゼミのタブレットは買い上げしているため、退会したあとも手元に残るのですが、初期化すればAndroid用タブレットとして使用できるんです!これは裏ワザではなく、スマイルゼミが公式に紹介しています。
(※ただし、12ヶ月以内の退会の場合、契約期間に応じて追加料金が発生します。)

末富 知穂

もし退会したあとは、ほかのタブレット通信教育用に使えるかな?と考えています。

【子ども視点のメリット】

  • タブレットの基本的な使い方が身についた

自身がガジェット好きで、娘にはガジェット操作やオンライン教育になじんでほしいと思っていたので、大きなポイント!
今ではスワイプやドラッグなどの基本操作や充電のほか、つまずいたときに動画の解説部分を見直すこともできるようになりました。

  • スキマ時間に取り組める

これは予想外でしたが、学校に行く前やお風呂がわくまでのわずかな時間に、ポチポチやっています。
「タブレット1台で学習ができるので、準備がカンタン」なこと、「タブレットが電源ONからほんの数秒で起動する」ことが功を奏しています。

とはいえ、目的は勉強ではなく「おまけゲームをやるためのポイントを集める」ことのようですが、いずれにせよ「勉強をしていること」「時間をうまく使っていること」は大きな成長です!

②教材内容について

【保護者視点のメリット】

  • 教科書準拠なので、進め方は子ども任せでラク
  • 自動丸付け機能でラク

スマイルゼミは教科書準拠の講座が毎月配信されています。つまりどの講座を選んでも安心なので、子どもにおまかせ。
しかも丸付けもないため、保護者が寄り添う手間と時間は大幅に少なくなります。

とはいえ、ほったらかしではもちろんダメ。どのように保護者が寄り添うべきかは、後ほどご紹介します

  • プログラミング講座があって嬉しい
スマイルゼミ:プログラミング学習画面

小学校教育が必修化されたプログラミングも、スマイルゼミなら追加オプションなしで利用できます。

  • コロナ自宅待機期間に役に立った
コロナ禍でスマイルゼミは役立つ

そして、予想外で予想以上だったのがこちら。
娘がスマイルゼミを始めた2019年は考えもしませんでしたが、翌2020年は緊急事態宣言が出て何度か学校が休校に。そして、2022年には家族が感染し、濃厚接触者である娘は1週間の自宅待機を余儀なくされました。

もちろん学校からプリント等の教材は配られましたが、それだけでは時間があまります。それに、濃厚接触者としての自宅待機中は、授業の遅れも気になります
そんなとき、役に立ったのがスマイルゼミ。教科書準拠の確かな教材ですので「とりあえずスマゼミやっとこう」でもしっかり効果があります。

末富 知穂

娘としても、自宅待機期間中はいつもの3倍近い時間をスマイルゼミに費やし、しっかり学習できただけでなく、ポイントをたくさん貯める喜びを覚えていました

【子ども視点のメリット】

  • 動画や音声をつかった教材で、理解が深まる

これはオンライン教育ならではのメリットですね。文字だけでは理解が難しい分野も、効果的に学ぶことができます。
娘は算数の時計の問題につまずいたのですが、スマイルゼミの講座を繰り返しやってなんとか克服できました。

  • 「見直し」ボタンで見直しの習慣がついた

娘は見直しをせずケアレスミスが多かったのですが、スマイルゼミにある「見直し」ボタンを押して見直しをするよう教えたところ、がんばって見直しをするようになってきました。
習慣づくとまではいきませんが、ボタンがあるだけでこうも違うのか、と思わぬ効果です。

③ごほうびコンテンツについて

【保護者視点のメリット】

  • 「Yahoo!きっず検索」は安心

スマイルゼミでは、講座を完了するとスター(ポイントのこと)がもらえます。そのスターを使ってコンテンツで遊べるという仕組みです(※コンテンツの利用時間は、保護者が設定できます)。
コンテンツはゲームマイキャラ(アバター作成)のほか、歴史マンガ朝日小学生新聞が読めたりしますが、一番ありがたかったのが「あんしんインターネット」機能「Yahoo!きっず検索」が使えることです。

スマイルゼミ:Yahoo!きっず検索画面

娘は小3になると、「知りたいことを検索したい」と言い出しました。
「わが家のタブレットにフィルタリングをかけてもいいけど、ゲームや動画を長時間されるのはイヤだな」と考えていたところ、スマイルゼミのこの機能が使えることに気づきました。

あんしんインターネットは、閲覧しても問題ないサイトだけを利用可能にする「ホワイトリスト方式フィルタリング」と「Yahoo!きっず検索」を使っています。
子どもの希望する「ネット検索」もできる上、長時間ゲームや動画をみることはないため、問題解決です。

末富 知穂

まずはこちらでネットリテラシーを学び、徐々にタブレットに移行していけばいいかな?と考えています。

【子ども視点のメリット】

  • 「マイキャラ」育成が楽しい

スマイルゼミをする娘の原動力になっているのがこちら。
スター(ポイントのこと)を使って洋服やアクセサリーを購入し、マイキャラ(アバターのこと)の着せ替えをします。TVゲーム「あつまれ どうぶつの森」気分で楽しんでいるようです。

スマイルゼミ:マイキャラ作成画面

④「みまもる機能」について

【保護者視点のメリット】

  • 「みまもるネット」で子どもの進捗状況がわかる
  • こっそり「ミッション」の指示出しができる

スマイルゼミには、保護者が適度な距離感で子どもをみまもる「みまもる機能」があります。
「みまもる機能」には、専用アプリから学習状況を確認できる「みまもるネット」と、メッセージのやり取りができる「みまもるトーク」があります。

末富 知穂

スマイルゼミのタブレットでも確認できますが、保護者が確認すると子どもはイヤがりますよね。テストを見せたがらないのと同じです。
そこで、この「みまもるネット」でコッソリ確認できるというわけです。

こちら↓は「みまもるネット」の画面。学習した講座や点数、時間がわかります。「学習のきろく」では毎月の配信講座の受講状況を見ることができます。
スマイルゼミ:みまもりネット日々のとりくみ画面

おや、得意な分野しかやってないようです。
そんなときは、みまもるネットから「ミッション」に指定(翌日に子どもがする講座を、”ミッション”というかたちで指定)することができます。
タブレットには「おすすめ」とだけ表示され、保護者が指定したことはわかりません。

スマイルゼミ:みまもるネットミッション指示画面

【子ども視点のメリット】

  • 「みまもるトーク」がSNS気分で楽しい

「みまもるトーク」では、専用アプリを通してメッセージやスタンプのやりとりができます。
わが家では、仕事で帰りが遅いお父さんとの交流にもなっています。ちょっとしたLINE気分で、娘は楽しそうです。

スマイルゼミ:みまもりトーク画面

スマイルゼミをやってわかったデメリットと、その対処法

よいことばかりではなく、デメリットも見えてきます。
こちらでは、わが家が感じたデメリットと、それを補うために行なっていることも併せてご紹介します。

以下で、詳しく説明していきます。

①タブレット代が他社と比べて高い

タブレット代が無料だったり、手持ちのタブレットで利用できる教材が多い中、「専用タブレットを買わなくてはいけない」スマイルゼミは目立ちます。
しかも、継続利用で割引などもなく、税込10,978円、あるいは税込1,078円×12回の分割払い(※2022年3月時点)がかかるというのは、気になるところです。

【わが家の場合】

確かに割高ですが、スマイルゼミがセールスポイントにしているだけあって、専用タブレットの性能は確かなものです。デジタイザー式で紙と同じように書けますし、3年使った現在も、タブレットはガンガン使えます。
また、教材の質も高く、娘は楽しみながら学習しているため、この金額も仕方ないのかな、と思っています。

②タッチペンのペン先がすぐ反応しなくなる

スマイルゼミでは、タブレットと一緒についてくる専用タッチペンがあります。
非常に書き心地がよく、さすが専用!とうなったものですが、2、3ヶ月で反応しなくなりました。

【わが家の場合】

専用替え芯(3本入り税込880円 ※2022年3月時点)を「みまもるネット」経由で注文し、交換したところ復活しました。以降、半年おき程度で芯を交換しています(頻度が下がったのは、タッチペンのコツを掴んだからかな?)。

末富 知穂

一時的に代用品としてApple Pencilも使わせてみましたが、やはり専用には劣るらしく、「書きにくい!」と娘がイヤがったので使用を中止しました。

③充電に時間がかかる

iPadなどのタブレットと同様、充電にはそれなりに時間がかかります。
残量の確認は、画面の電池マーク表示や、「でんちはのこり20%です」等のポップアップで行えます。

スマイルゼミ:残り電池表示画面

【わが家の場合】

機を見て充電すればよいのですが、小1にそれは難しかったらしく、始めるタイミングで電池切れ、からの「充電に時間がかかるから、今日はできないよ〜」という日がたびたびありました。

充電方法を伝え、スマイルゼミの楽しさ(ゲームやマイキャラ育成も含めて、ですが)がわかった今では、いそいそと充電しています。
ガジェット操作に慣れさせる、という意味でもよかったと思っています。

⑤進捗状況や点数が親にわかりにくい

こちらも、タブレットならではのデメリット。紙教材と違い、ぱっと見ではわからないので、子どもはしめしめとばかりにサボります。

【わが家の場合】

先ほどメリットの項でお伝えしたように、「みまもるネット」を使って確認しています。
私の場合、寝る前にスマホアプリでチェックするのが日課になっています。
娘も、始めたばかりの頃はサボったり、やったとしても得意分野ばかりでしたが、3年たった今は、苦手分野を重点的にやったり、やる気のでないときは得意科目で流すなど、自分で工夫して学習しているようです。

まとめ

今回は、スマイルゼミを3年やってみた感想やメリット・デメリットについてご紹介しました

塾や学習教室に比べ手軽で料金も安い通信教育ですが、そのぶん親が寄り添わなければいけません。
とはいえ、使い方や楽しさがわかれば、あとは「みまもるネット」で進捗を確認するだけですから、1日5分程度。高価なタブレットはさすがの性能ですし、オンライン教育に慣れてくれたのも、ガジェット好きとしては嬉しい限り。
コロナの在宅期間に役立つのは、今のニーズにあっているのでは?と感じています。

ただ、タブレット学習との相性、ごほうびコンテンツ(ゲームやマイキャラ)で楽しめるかは、お子さん次第
まずは体験会2週間お試しなどで、お子さんの食い付き度合いを確認することをおすすめします。

▶︎体験会について はこちら


(※いずれも、スマイルゼミの公式サイトにリンクします)

子どもの教育、永遠のテーマですね。私もまだまだ未熟ですが、お悩みの方のお役に立てれば幸いです。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

スマイルゼミ:3年やってみた!メリット・デメリットを解説

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