「未経験だけどデザイナーになりたい」
「転職活動でポートフォリオが必要って聞いたけど、何を入れればいいの?」

1. ポートフォリオで伝えるべきこと

経験者の場合
サンプル1

サンプル2

僕が作った実際の動画はこちら

経験者がポートフォリオで伝えるべきは「どんな目的でデザインを作り」「結果どうなったのか?」です。
採用担当者はもちろんデザインの見た目も評価しますが、一定レベル以上の表現力があることは前提条件。
その上で重視されるのは 「あなたのデザインがどんな影響を与えたのか?」 です。
たとえば、
- サイトリニューアル後にコンバージョン率が改善した
- 広告バナーのCTR(クリック率)が上がった
- 新しいパッケージで売上や顧客の反応が変わった
このように「目的と成果」をセットで見せられると、説得力が一気に増します。
未経験の場合
「実績がないから何を書けばいいかわからない…」という人も大丈夫です。
未経験者にとって大切なのは、 “結果” ではなく “思考プロセス” を見せることです。
具体的には、作品ごとに以下をまとめると良いでしょう。
- テーマ(例:カフェのロゴ、架空のアプリUIなど)
- 目的(例:若い女性に親しみやすい雰囲気を伝えるため)
- デザインの意図(例:淡いカラーでやわらかさを表現、丸みのあるフォントで安心感を強調)
- 予測される効果(例:このデザインなら「かわいい」「親しみやすい」という印象を持ってもらえるのでは)
実績がなくても「なぜそうデザインしたのか」を言語化できれば、採用担当者はあなたの思考力や成長の可能性を評価してくれます。
2. ポートフォリオの作り方ステップ
ここからは実際にポートフォリオを形にする流れを紹介します。
- フォーマットを決める
- PDF、スライド、Webサイトなど形式は自由ですが、スマホでも見やすい形式にすると安心です。
- 作品を選ぶ
- 量より質。自分が「一番工夫した」「考え抜いた」ものを厳選しましょう。
- 解説を添える
- 「目的」「工夫点」「成果 or 予測」を1作品ごとに添える。
- デザインの意図を一言で言えるようにすると相手に伝わりやすいです。
- プロフィールを入れる
- 名前・経歴・スキルなどを簡潔にまとめます。
- 自分の「強み」がひと目で伝わるようにしましょう。
3. 僕が実際に作ったポートフォリオ(職務経歴書サンプル)
僕自身も転職活動時にポートフォリオを作りました。
実際にこのポートフォリオを提出し、採用につながった経験があります。(会社名は伏せますが、大手企業で実際に評価されました)
実際に作成したページを参考程度にお見せいたします。




- 作品の見た目を並べるだけでなく、「目的」「工夫」「成果や予測」を簡潔に添えた
- 作品数は多くせず、特に考えたものに絞った
- レイアウトはシンプルにして、内容が伝わるように心がけた
経験者の場合のポイント
- デザインを作って「結果どうなったか」を必ず添える
- 採用担当者はデザインを見ますが、表現力が一定以上あればそれ以上に 「どんな成果を出せる人か?」 を見ています
未経験の場合のポイント
- 「目的と意図、そして予測される効果」をセットで伝える
- 思考プロセスを言葉にできれば、それだけでポートフォリオは十分武器になります
4. 転職活動におけるポートフォリオの重要性
ポートフォリオは単なる「作品集」ではなく、「自分の考え方を伝えるツール」 です。
経験者なら「成果」、未経験者なら「思考プロセス」を意識してまとめることで、あなたの強みをしっかり伝えることができます。
5. 転職を考えている人へ
ポートフォリオを準備したら、次は「自分に合った環境」を探す段階です。
僕自身の経験から言うと、ポートフォリオを武器にするだけでなく、 成長できる職場に出会うこと が大事です。
そのためには転職エージェントを活用するのが効率的。
👉 第二新卒エージェントneo では、
- 未経験OKのデザイナー求人もあり
- 書類添削や面接対策のサポートあり
- ブラック企業を排除した安心の求人紹介
と、初めての転職でも安心して進められます。
まとめ
- 経験者は「目的と成果」を
- 未経験者は「目的と意図+予測」を
- ポートフォリオは作品集ではなく「思考を伝える武器」
しっかり準備したポートフォリオは、必ずあなたのキャリアを前に進める力になります。
デザインのスキルを活かして転職を考えているなら、 今すぐポートフォリオを作り始めましょう!
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こんな悩みを持つ人は多いと思います。
実際に僕自身も転職の中でポートフォリオを作成し、それが評価されて採用につながった経験があります。
この記事では、実体験を踏まえて 転職に強いポートフォリオの考え方と作り方 を解説します。